Generative AI illustration &
photograph
生成AIイラストレーション
MASTER PEACE(傑作)を目指すAIアートのプロンプト、イラストのレタッチ術。日常写真も。
sample
生成AIイラスト(Generative AI)
生成AIツールを使ったイラスト。
プリセットモデルだけを使い、他者のモデル、LoRAは使用していません。
いま話題のこの生成方法は、生成アプリに
プロンプト(英語の指示文、キーワード。通称:呪文)というプログラムに似た指示を与えます。描画はランダム=ガチャ要素が強く、イメージに近づくためには、ガチャで引いた特定のベース画像を選定し、それに何度も編集(レタッチ)を加え、1パーツずつ組み立てていきます。そのため、衣装だけの変更や差分を作りやすく、1つの画像からストーリーを作ることができます。いかにランダム要素を自分のものにできるか、楽しめるかというところです。
以下のボタンより、イラストとプロンプトの一部、制作方法のページへ飛べます。
手描きには絶対勝てない、AIイラストの現状―――
「よくできているね、綺麗だね、光源もそうやったんだね、すごいね」
「で?」
となりかねないのがAIのイラストです。
現在、各サイトでAIイラストを規制する動きが目立っていますが、理由は簡単で以下の通りになります。
BOOTHの出品傾向と対応(ピクシブの発表から引用)
自由に描けるからこそ、似たようなイラストがあふれてしまっているからこそ、ただ綺麗でよくできているだけだと、使い道がない、ということになります。綺麗な近未来の街に美しい光が差し込み、美少女がカメラのほうをみている。
背景に美麗なエフェクト、美少女がファンタジックな衣装で宙に浮いてポージング。よくできていて、プロンプトも相当こって作っているであろう、というイラスト。ただそれだけだと、ストーリーを与えることは難しい。写真もそうなのですが、写真でいうところの「ただ記録として撮られただけの写真」と「ただ出力されただけの綺麗なイラスト」は表現としては似ていると思います。
狙って100%を出せない
確実なものを描いてほしい場合、絵師に描いてもらったほうが時間的にも確実です。
100%を出せないということは、確実なものを描いてもらいたい人にとっては意味をなさないものです。
だからこそ、少なくとも、少しでもストーリー性のあるものを出力しないといけないです。
でなければ、本当にただの出力。PCとアプリの力だけでただ出力しているだけのもの。
やろうと思えば、小学生でもできることです。
それを大の大人がドヤ顔でやってしまい、規制の原因になってしまっている。
ただ綺麗なものであれば、たった1行のプロンプトを意図的に使ってランダムに出してやれば、かなり綺麗なものを引くことはできます。ある程度ガチャる必要はありますが。シンプルなプロンプトは、ランダム性は強いものの、恐ろしい画質で出してくることがあります。
つまりは、描く側も見る側も、この現状を
理解して、どう取り入れるかも理解する、
しかありません。
たとえば、ある程度ランダムに生成された1枚1枚に対し、ストーリーを無理やり与えて作品にしていく、ことは可能です。ストーリー(セリフ)を与えられないイラストは、もはや破棄です。本当にただの出力です。
そういう取り入れ方をぜひしてほしいです。通常の手描きではやらなかったはずです。先にストーリーがきますから。
私は100枚以上作りましたが、すべてにセリフを与えてストーリーを作っています。差分の分もそうです。
作り手の意識がそうなれば、規制が起きることはあまりないと考えます。
下記からイラストギャラリーに入れます。
サークル向け、AI描写の弱点については、さらに下へおすすみください。
融合できるAIツールと従来のツール
イラスト作成現場においては、AIツールは差分作成で活躍します。たとえば、同人サークルでは少なくとも、イラストレータ、代表者の方が使えるようになるのはもはや必須です。
イメージに等しい完璧なイラストを作り上げる必要性がない場合は、です。
ほぼ数分で、キャラクターの衣装を変更できます。ただしランダム性はあります。
スタッフにイメージを伝えることができ、条件次第でそのまま商用利用もできます。
生成AIのほか、画像編集ソフトのフォトショップやライトルーム、動画編集ソフトも最低限使えるようになると、創作の幅が広がります。
とくに動画編集においては、いまの時代必須とまではいわないものの、身につけるべきスキルと言われています。リアルの仕事においても、任されるシーンはあると思われます。
これらは相乗効果があり、ミックスすることで、たとえばAI生成だけで映画を作ったり、CMを作ったりできます。
AIイラストの弱点
気をつけなければならないのは、AIイラストは手の描写が極めて不安定で、指が6本あったり、ありえないところから出ていたりします。手の描写が完全にうまくいっている場合、それだけでも価値があるでしょう。
この女性の写真の場合でも、顔はよくできていますが、小指の爪がややおかしかったり、中指と人差し指のバランスのおかしさに気づきます。面積の狭い場所の描きこみも難しいです。
しかしそれは、どこに重要性を置くか、によります。
現時点においては、完璧な描写は難しく、なにを描写するか、に重点を置いたほうが好ましいです。
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