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aiイラスト 民族衣装

​生成AIイラスト
Generative AI illustration

各種AIツール、Adobe Lightroom CC(写真編集)、PhotoDirector365(画像編集)、GEN2(AI動画編集)を使用。

生成AIイラストのプロンプトの書き方

本ページは生成サイト「PIXAI」向けになります。ただ基本はどこも同じです(おそらく)。

冒頭に、(best quality, masterpiece,perfect anatomy:1.2),ultra detailed

を記載。ほとんどなにもわからない方は上記コピペでOK。

​画質向上文であり、左から「最高画質」「傑作」「完璧な人体構造」「超高精細」の指定。

だいたい、これがテンプレ。1.2、というのは強さの指定で、慣れてから覚えるでOK。

​画質向上文は多数あるものの、プロンプトは多くなるほど破綻しやすいため、入れすぎると狙ったものとまったく異なるものができあがりやすい。短いと、細かい指定ができなくなるが、短いほど、びっくりするような描写力の絵を出してきます。

​わからないうちにいろいろ入れ込むと、互いの言葉を打ち消してしまうので、上記だけでだいたいはいけます。

​「こういう描写はやめて」というネガティブプロンプト指定は、下部に記載します。

アダルト要素・セクシー要素を出したい場合、画質向上文の直後に「nsfw」を記載してください。

​プロンプトに「nsfw」を記載するだけで、どんなイラストもアダルトチックやセクシー系になります。

ではプロンプト含め、差分の作り方=レタッチを見ていきます。

差分が作れるなら、どんなイラストでもブラッシュアップして1段階違う次元のものが作れるようになります。nsfwは一般公開していません。

​少女

(忍者・くのいち・和服・着物・戦闘シーン)

1枚目。ベースとなる画像を作ります。

狙って作るか、ややイメージと違ったものの、ランダムに引き当てたものをアレンジしていきます。

基本はレタッチを繰り返してブラッシュアップです。

当然ながら、1発や2発では満足のいくものはでてこないです。

衣装は着物ですが、寂しいです。冠がなければただの村民。

しかし豪華な冠をしているので、秘めたなにかがあるという設定にできます。作り手のマインドとしては、劣勢→覚醒→勝利、の流れです。アレンジして変身させます。

以後、

Sampling Steps(描写力)は25前後、Sampling method(言うならばエンジン)はDDIM固定、CFG Scale(プロンプト指定の強さ)は適正値の6~7前後。たいていのものはほぼこの数値でいけます。

2枚目。衣装だけをブラシツールでマスク(選択)して「忍者の衣装」を指定。翻訳機を使って英文で打ちます。「ninja」でいけます。

ただしどんな感じで描写されるかはランダムです。​

​背景だけをマスクして、「幽玄なオーラを放つ」や「オーラをまとう」などを指定して、雰囲気が出るまでやりなおすか、上書きしていきます。上書きしたほうが画質というか画力はあがっていく気がします。

3枚目。衣装だけをマスク(選択)して「破れ」を指定。

その後、目元をマスクして、「cry」指定。

​ここでも背景にオーラを指定して改良を狙いましたがとくに変化なし。

4枚目。衣装だけをマスク(選択)して「女帝の衣装」を指定。

その後、背景だけをマスクして、「~~のオーラ」を指定。

​どういうオーラかは自由に。

​今回は大きく変化。

目をマスクし、「angry(怒り)」。

​眉毛をマスクし、「furrowed brow(眉間にしわ)」。

そのプロンプトでの描写の強さを示すStrengthの数字をあげるほど表情の強さを上げられます。

CFG Scale(プロンプト指定の強さ)とは別物なので注意。

CFGは、よほど狙わない限り適正値でOK。

Strength​のほうは、強引に表情やオブジェを切り替えたいときに役立ちます。

プロンプトを、(((cry)))というようにカッコを増やして強調するやり方との組み合わせもあります。Strengthの数字と組み合わせていろいろ試す必要があります。

5枚目。背景をマスク(選択)して「オーラ」を指定。

神聖とか、幽玄とか、好きなワードを混ぜてOK。

どのみち毎回同じ柄は出ないので、好きな言葉を自由に。

狙ってこういう柄、というのは難しい。

ランダムに出たもののなかから選ぶ。

​出なければ、出るまでガチャる。

このとき、各設定項目の数値をあげると派手になりやすい。

あげすぎると破綻した描写が出てくるので注意。

どの程度プロンプトの強さを出すかの「CFG Scale」は

5~7が適正。10でもいけるが、それ以上はやめておく。

6だろうが10だろうがどのみち狙っては出せない。

​自分はほぼ6.9あたり固定。

ラスト。背景をマスク(選択)してさらに「オーラ」を指定。

はっきりとは言えないが、同じモデルで同じ指定を繰り返すと派手になりやすい。そして画質もあがっていく。

もちろん上限はある。

​衣装をマスクして「女の戦闘神の衣装」を指定で完成。

どのタスクにも言えることとして、たとえば、脚の上に明らかに関係ない変な模様が混じっていたら消したいと思うはず。

その場合は、その場所だけマスクし、そのときに指定した衣装の名前だけをプロンプトに書いて出力でたいてい消える。

もしくは、「costume」で衣装であることを指定したり、

​つなぎめを消したい場合は「seamless」でもなめらかにできる。

​どのイラストも基本はこういう手順を繰り返していく。

プロンプト

(best quality, masterpiece,perfect anatomy:1.2), Highest possible level of image quality,ultra detailed, ultra high res, high detail,extremely detailed beautiful girl, extremely detailed face, extremely detailed eyes, extremely detailed skin,12 years old girl,kneel down on one knee and crouch down,pose,

thin legs,short stature,kimono,realistic

​翻訳

(最高画質, 傑作, 完全解剖学:1.2), 最高レベルの画質, 超細密, 超高解像度, 高精細, 超細密美少女, 超細密顔, 超細密目, 超細密肌, 12歳, 片膝をついてしゃがむ, ポーズ、足が細い,背が低い,着物,リアル

AIイラストギャラリー

生成サイトの条件によりますが、生成されたイラストは作者に権利があり商用利用も可能になっています。​昨今、クリエイト分野は非常に盗作が多いとされており、安易にアップしただけであっさり盗作されてしまいます。盗作されていることに気づかない場合が多いかもしれません。皆様も、多少見苦しくなりますが、創作物には文字を入れるなどし、対策をおすすめします。イラストはすべて、サイトのデフォルトプリセットモデルを使用。

pixai ユニコーン 女性 リアル

Pixai Real V4.0

​ユニコーンと王女

(masterpiece),(extremely detailed CG),(extremely detailed), 3d graphics effect,unicorn in whole body is golden armor,(((early teen girl,13-year-old,astride unicorn,standard height,slender body,sharp eyes,long hair,golden crown, holding silver western sword))), sacred forest, sanctuary, puddle, splashing water,cinematic lighting

​リアル系モデルのため剣の描写が困難。

完成_edited_edited.jpg

SeasideMix

死神と少女 (LoRA使用)

自身のLoRAで生成。生き続ける限り常に出血し続け、どんなに出血しても死なない呪いにかかった少女。その痛みから涙も常に流れ続け、痛みから解放されるのと引き換えに悪魔に魂を売る瞬間。という設定。悲痛に満ちてはいるが、瞳には怒りが満ちている。

ステーキ_edited.jpg

Pixai Real V4.0

ステーキ料理

肉、とまと、ライス、マンゴー、石焼プレート

AIイラスト リアル

Pixai Real V4.0

スマホで電話中の女王

(best quality, masterpiece,perfect anatomy:1.2), ultra detailed, ultra high res, high detail RAW color photo, professional photograph, an extremely delicate and beautiful, Amazing, finely detail, extremely detailed beautiful girl, extremely detailed face, extremely detailed eyes, extremely detailed skin, extremely detailed fingers, extremely detailed nose, extremely detailed mouth,(handling smart phone, smart phone:1.5),

生成AI グロ リョナ

SeasideMix

少女と死神

複数アングルでラフの設定画のように描写されました。どのコマも悲痛に号泣しており、ストーリー性があり気に入っていますが、R15程度の描写のため1枚だけ下半分を削除して載せています。

LoRAモデル化しています

AIイラスト 中国

PixAI Real Asian Style

仙女・妖狐  妲己

​データ削除してしまいました

AI リアル 女性
S_edited.jpg

北欧のサーミ人の衣装。ニメとリアルの中間にあたるぐらいの画風。

個人的にはこのあたりのリアルさがAIアートには向いていると思っています。

人間そっくりなリアル調は、とにかく飽きます。そして普通にリアルでいいじゃんってなります。

ゆえに完全リアルの需要はアダルトしかなくなります。ほかに需要があるでしょうか。

そしてアニメは作るには手軽すぎて、時に飽きてきます。飽きが早いという声はネット上にも多いです。

この画像の衣装の精細さは100%のアニメ調にもリアル調にも出せない良い味を出しています。

​アニメ調ではリアル感がないですし、リアル調にはこういった難しいデザインは描写しにくいです。

中級以上の方であればすぐに気づくと思いますが、ここまで完全に正確なポーズをしているのは

不自然というか不可能ではと思われると思いますが、答えは単純です。

権利を持っている自身の着色された下絵をベース画像にセットして、呪文をかけています。

パラメータ調整をミスると完全同一ポーズにはなりませんし呪文が最適でないと

​まったく異なる画風になります。結局は呪文とパラメータが大事になってきます。

ちなみに左から三番目の子の手首の長さがおかしいですが、この表情、ポーズはほかに出力できず、

表情最優先にしたかったのでこのままにしました。

ベースは着色があればラフ画で充分です。ある程度丁寧に描かれている必要はあります。

ということは、ラフまで描ける人であれば、プロ並みの画質で正確なポーズのイラストを短時間で描画できるということです。

そうなると、拒絶する人もでてきて当然です。しかしながら、それが時代であり、

天下のアドビストックやPIXTAもAI作品を受け入れて販売しています。

ここでいう拒絶する人、というのは、本物のイラストレータさんや、そのファンです。

長年の努力による画力をAIは一瞬で上回ります。

そういったところにも配慮は必要だと思います。

要は住み分けというか、ジャンルがそもそも違います。

AIイラストというと反感をかうでしょうが、AIアートといえば違ってきます。

AIイラストは一般的にいうイラストではありません。

ただアートといえば、AIを使った表現ということで、

まだ認められるラインではないでしょうか。

ゆえにAIアーティストと名乗るのがベストでしょう。

​まあ自由ですが、作品以外の部分における配慮もセンスのひとつです。

海外はAIアートという表現を使っている方が多いように思います。

さて、こういった、ベース画像を使用している人の中には、それを隠している人も大勢いると思います。

ベースがあってもいちいち公表しないでしょう。

著作権違反はそういうところに隠れています。

あまりに不自然な完成度の場合、現状、疑う余地はあります。

ある程度呪文でポーズはうまくいきますが、慣れてくれば、見ておかしいことに気づくでしょう。

LoRAモデルを使っている可能性もありますが、個人LoRAのベースが盗作だったというのは

よく聞く話なのでわたしは他者のLoRAは使いません。

もちろん使って悪いわけではないので個人の自由です。

さて精細で複雑な衣装の場合、以下の呪文(プロンプト)をおすすめします。

​全プロンプトはツイッターで公開予定です。

intricate details(複雑な)

extremely detailed(極めて精密)

戦国時代の武将

左から濃姫(斎藤帰蝶)、織田信長、明智光秀。

これも下絵を使っていますがかなり粗目のモノクロの線画(ラフ画)です。

それでもここまで再現できています。

​プロンプトでポーズがかわりますが総合的に見て妥協点は必要でしょう。

濃姫 AIイラスト
光秀 AIイラスト
信長 イラスト
濃姫イラスト
信長イラスト
明智光秀イラスト
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